経理担当 係長 栁澤 味和/製造2課 係長 𠮷田 歩美

「男女を問わず、がんばればちゃんと評価される職場」

–パートから係長へ。相談できる仲間がいて心強い–

𠮷田（写真右）：結婚して、パートでも育休や産休を取れる会社を探していた時に扶桑工業に出会いました。パートで6年、社員になって2年、そしてこの6月から製造部で係長をしています。子供が2人いるので、係長にならないかという打診を受けた時は正直「子供育てしながらできる仕事なんだろうか」と不安でした。これまで課長や係長をされていたのはみんな男性で、夜遅くまで残業をされているのを見てきたこともあって。実際やってみるとやはり大変ですが、残業せずに完結できるよう、何とか工夫しながら業務を進めています。

栁澤（写真左）：私は経理部門で、今年の6月から係長をしています。仕入れの伝票入力や支払い入金管理、銀行の行き来などが主な仕事内容。今は上司から仕事をどんどん引き継いで、スキルアップを目指しているところです。係長になるのは不安でしたが、ちょうど同じ立場になる𠮷田さんもいたので「何かあったら相談しよう」と思えたのがよかったです。実際、ちょっと顔を合わせた時に2人で話したりできるのは、すごく心強いです。

–育休からの復帰率は100パーセント！–

𠮷田：当社は、男女の割合が9対1ぐらい。でも男性が多い分、女性の得意な部分は活かしやすいのではないかと思います。例えば女性の方がコミュニケーションを取るのが得意だったり、段取りやマネジメントに向いていたり。工場は男性主体の職場だと思われがちですが、男女を問わず、がんばればちゃんと評価される職場だと思います。

栁澤：当社は、育休からの復帰率が100パーセントなんです。休みも取りやすいし声を上げたら必ず拾ってくれる会社なので、どんな方でも働きやすいと思います。

家庭を大切にできる職場に変えていきたい

𠮷田：製造の現場には40名以上の作業者がいて、課長1人と係長2人で回している状態。課長も私も小さい子供がいるので、3人でお互いにフォローし合いながら、もっと家庭が優先できるような職場に変えていきたいなと思っています。休日は、子供がやっているサッカーの練習や試合を見に行っています。練習がない時は、家での練習に付き合うこともありますよ。

栁澤：去年から、子供と一緒にカブトムシを飼い始めたんです。実は虫が苦手なんですけど（笑）卵を産んでサナギになって、順調に増えています。虫の成長を見ていても、環境って大事だなと感じます。暑かったり水分が足りなかったりするとうまく成長しない。それに、虫はさなぎになる前に体液を出して自分の部屋を作ります。私たちの職場でも、成長するには周りの環境と自分の努力、両方が必要なんだなと思いました。

失敗を恐れず、夢に共感できる会社を探して

栁澤：私はこれまで10社以上転職をしてきたのですが、これまで働いてきた中で、明確に働き方が変わった瞬間があって。以前は、定時で帰るし言われたこと以外はやらないという働き方をしていたのですが、ある会社に入った時、みんなが同じ目標を持って同じ方向を向いているのを見て「夢を持っている会社ってすごい」と心を打たれたんです。その時から、会社のため、みんなのために働きたいと思うようになりました。就職活動をされている方は、最後の社長面接で「この会社の夢は何ですか？」とぜひ聞いてみて。共感できたら、それはもう運命だと思います。

𠮷田：学生さんたちには、失敗を恐れないでいてほしいなと思います。私も若い時はできるだけ失敗をしないように過ごしてきましたが、それってすごく損。失敗の経験がないと、いざ失敗した時にダメージが大きくなるんです。それなら若いうちにたくさん失敗して、その後の対応策を学んでおけばいい。失敗を重ねることで、逆にいくら失敗しても大丈夫という自信がつくはずです！