製造2課CHライン課長 桐畑佳典

製造2課CHライン課長 桐畑佳典

「当たり前のことを、当たり前にできるすごさ」

-変わらないのは好奇心旺盛なこと-

製造グループでオペレーターとして働いています桐畑です。
仕事内容は工場内の機械の工具を必要に応じて変えたり、簡単な部品交換などのメンテナンスを行っています。本当に専門的なことは技術グループがしますが、製造は「やれることは自分でやる」現場です。高校を卒業して新卒で扶桑工業に入社するまで機械と向き合う環境にはいませんでした。

-国家資格取得を先輩がサポート!-

私は5,6年前に国家資格のマシニングセンタ1級の資格を取得しました。マシニングセンタとは機械加工している機械のことで、マシニングセンタ1級保有者は社内に約10人います。自分のスキルアップのために取得したいと思って受験しました。

受験日が近づくとマシニングセンタの特級を持っている先輩が、勉強会を開いてくれました。マシニングセンタの資格に限ったことではなく、社内では様々な資格勉強会が開かれています。また、資格試験に合格すれば、受験料の補助や級に応じた評価給をもらえるので、頑張ろうと思いますね

-VMボードが当たり前-

私はVMボードがある環境に慣れてしまったので、正直「すごい!」とは感じていないです。ただ、VMボードにはチームの目標や会社の売上から個人の活動まで「見える化」されています。会社の売上も顧客からの依頼案件もVMボードを見ればわかるようになっています。VMボードに掲示されている状況をもとに、毎月1回の会議では売上を口に出して、打ち合わせをしています。

VMボードは目に付きやすいところにあり、細かい情報も書かれているので、工場見学に来られた方に「ここまで見える化してしまうのですか?」と心配されてしまうくらいなんです。

-自分の考えを持って伝える人に惹かれる-

意志がきちんと伝えられる人に魅力を感じますね。言われたことを理解できない時、ちゃんと聞き直すとか、自分はこうだと思います、と言えるような人って素敵だと思います。自分自身も入社当初はわからないことだらけでしたが、先輩方に教えてもらって今に至ります。

自分だけの力で成長するのは限界がありますので、自分がわからないことをきちんと伝えた方が先輩たちも的確なアドバイスをくれるので、成長も早いです。ですから、スキルよりも、その人の考え方や自己表現がきちんとできるかが重要だと思います。自分の意見をきちんと言えるというところで言うと、ちょっとやんちゃなくらいが丁度いいですね!

-今後は技術開発に挑戦してみたい-

実は、技術グループにも興味を持っています。製造では同じ動きが多いので、毎日違うことを考えて、変化あることもやってみたいなと思います。生産している部品を作るための機械も、自社開発された機械です。このような製造するための機械開発は技術グループの分野になります。

日々製造のオペレーターをしていると、「こんな製造機械があれば、もっと良くなるのでは?」と思うこともありますので、今後は技術開発に挑戦してみたいです。


扶桑工業を、3つの視点でご紹介。